北鎌倉湧水ネットワークが5月1日に「里山再生は究極のSDGs―六国見山に刻んだ22年間の活動足跡―」を出版し、その記念会が台峯の天台の家にて行われ、わたしたち森のプラットフォームかまくら事務局メンバーもご招待いただきました。
https://kitakamayu.exblog.jp/32973626/
これまでの里山再生活動に携わった多くの人たちが一堂に会し、22年の活動を振り返っておられ、これぞ市民活動継続の賜物だと感じました。
お一人お一人のコメントの時間もありましたが、それぞれの方が関わりやすい形で想いを持って続けて来られ、それを認め合い仲間として楽しみながらやってこられた、そんなふうに感じました。
下記、湧水ネットワークのHPより
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北鎌倉湧水ネットワークは5月1日、「里山再生は究極のSDGs-六国見山に刻んだ 22年間の活動足跡-」(B5判、158ページ、フルカラー印刷、税込み価格1000円)を出版した。
本書は2000年10月1日に北鎌倉・六国見山の森が育んだ湧水を使った地ビール「北鎌倉の恵み」を世に送り出すた めに発足した北鎌倉湧水ネットワークの22年間にわたる多彩な活動の詳細な記録である。
カラー写真約500枚を収録し、里山とは何か、あるいはSDGsとは何かについて、分かりやすく説明している。
市民活動を継続するためには、活動資金が必要だが、どのようにして活動資金を手当てしてきたかについても詳しく書い てある。
本来なら2020年に北鎌倉湧水ネットワークの設立20周年記念行事の一環として、イベントとのセットで20年間の 活動記録の出版を考えていた。しかし、新型コロナ感染拡大によりイベントは幻になってしまった。
「失われゆく記憶ではなく、後世に残るしっかりとした記録として残したい」といいう強い信念に基づいて出版した。
本書は自費出版だが、一般的な自費出版とは一味違う。企画→編集→印刷の発注→出版という出版に至る全行程を北鎌倉 湧水ネットワークが独力で行い、出版に漕ぎ着けた「手作りの本」だ。
通信、写真、出版のデジタル化の進展という時代の追い風を受け、「北鎌倉湧水ネットワークの強力なサポーターである 写真家の島村國治さんの献身的な協力で出版が可能になった。
NPO活動を続けている多くの皆様に一読願えれば幸いである。